こんにちは!あいみょんと申します。
1年前ほど前に医療事務員から転職を決意し、かねてより憧れていたWebデザインの世界に飛び込みました。
そして職業訓練のWebデザイナー科に通学し、Web業界に就職することが叶います。Webの海は果てしなく、奥深いものだと身に染みて感じています。
もっとも小さな広告『バナー』
Webデザインを学び始めた人がまず最初に作るもの。それは『バナー』だった人が多いのではないでしょうか。
私は職業訓練の授業で初めて作成しました。
「バナーって普段からたくさん見ているし、構成もデザインもなんとな~くできる気がする!」と大船に乗ったつもりでした。しかしいざ作り出すと、情報がまとまらない・デザインがなんかコレジャナイ・何時間たっても完成しない!
…先の見えない渦の中に囚われてしまいました。
- 伝えたいことを効果的にまとめる技術
- 見る人を意識したデザイン設計
- 画像やカラーの意味付け
上記3つのテクニックが、ビギナー中のビギナーだった私には圧倒的に足りないものだったのです。
とはいえ、どうやってバナーデザインのテックニックを磨けばいいの?
そんな当時の私にぜひとも読んでほしい本。
それが、カトウヒカルさん著
“思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん” です。
伝わるバナーってなに?
“思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん”では、ビギナーでもマネできる工夫やテクニックがふんだんに紹介されています。
- フォント・画像・カラーの選び方
- 横書き・縦書きで狙う視線誘導
- 意味のある余白の使い方
- メリハリ(ジャンプ率)の付け方
上記のテクニック以外にも「これが知りたかった!」というPhotoshopの小技や、Camera Rawを使った画像補正の手順も説明されています。
デザインのちょっとしたひと手間で、パッと情報が伝わり、プロっぽくなる。
『伝わるバナー』とは『クリック』という目的を果たすもの。『クリック』を誘うには、ターゲットにグッとくる情報をひと目で伝えなければなりません。
おすすめPOINT
当書ではたくさんの作例がBefore/After形式で紹介されています。Beforeに伝わりにくいバナー、Afterにはテクニックを基に修正したバナーが掲載されています。
作例は約66種類と豊富で、さまざまなパターンで学習することができます。
左右で画像を比較することができるので、テクニック使用後の変化や改善点が分かりやすくなっています。
また、Beforeで伝わりにくかったポイント・Afterで良くなったポイントの丁寧な解説付きです。
私はふわっと理解していたところがきちんと言語化されることで、さらに理解が深まりました。クライアントさんにデザインのポイントを説明するときの参考にもなりそうです。
Beforeのバナーを見て「自分だったらどうやってもっと良くするだろう?」と考えてから、Afterの修正されたバナーで答え合わせをする。という風に楽しみながら読み進めました。
まとめ
- これからバナー作成を頑張りたい人
- ひと通りデザインは勉強したけど、バナーに特化したテクニックが知りたい人
“思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん”は両方の人に自信をもっておすすめできる良書です!
『伝えたい思いを、伝えたい相手にきちんと届ける』
バナー作成の大きな目的を遂げるためのアイディアが、この本を読めばきっと手に入れることができるでしょう。