職業訓練校やスクールを卒業した後、就職活動が待っていますね。
未経験からウェブ業界に足を踏み入れる場合、重要なのは「私はこれまでここまで学んできて、こんなスキルを持っています」という情報を視覚的に示すこと、つまりポートフォリオサイトが必要です。就職活動のためのポートフォリオサイトには、具体的に何を掲載すべきでしょうか。
就職活動を目的とした、ポートフォリオサイトの作成についてご紹介いたします。ひな形も文末でダウンロードできるのでご活用ください。特に3つ目のひな形には参考となる文章も入っております。
何をポートフォリオに書けばいいのか、書き方
自己紹介
まずはあなたの自己紹介を書いてください。
面接に行くということは、来週からは隣の席で働くかもしれない人に自分を選んでもらうということです。
あなたが大切にしている考え方や働く上でのポリシーなど伝えたいことがあれば書いてかまいません(ネガティブな情報は不要です。例:残業は絶対にしない主義です、とか人見知りです、勉強中でまだなにもできません、など、雇用主を戸惑わせることはポートフォリオサイトでは書きません)
職業訓練生は、自己紹介文の内容をキャリアコンサルタントの先生に相談して、よりプロフィール文をブラッシュアップしてください。
簡潔過ぎないように気をつけましょう。印象を残し、自身の独自性が伝わるように心掛けましょう。
あなたの強みはなんですか?
このポートフォリオサイトで、誰に何を伝えたいですか?
趣味や興味のあることなどを書いてもかまいません、あなたのパーソナリティがしっかり感じ取れる文章を練りましょう。
過去の経歴がウェブ業界と関係ないと思ってもしっかり説明してください、きっと魅力はそこに詰まっています。
Webデザイナーになぜなりたいのか、大変な勉強を毎日して頑張っている理由は?
深堀りして、言語化してみましょう。
スキル・勉強したこと
学んだ内容や習得したアプリケーションについて説明しましょう。★★★★★の評価ではなく、自分のスキルや能力を具体的に伝える方が良いでしょう。どのような作業をどれくらいの時間でこなせるかも記載し、制作物との関連性を示すことが大切です。
学習した書籍なども挙げることで、情報追求能力も伝わります。
作ったもの
作成したものは、すべて掲載してください。
学習初期に制作した作品については、後にリデザインしたバージョンも一緒に掲載すると良いでしょう。制作当初と現在での視点の変化や、制作スピードの向上など、具体的な成長を言語化して伝えることで、あなたの進化や今後のポテンシャルが伝わります。
多くの求職者のポートフォリオを見ると、作品の数が圧倒的に少ない傾向がみられます。
未経験者としては、作品の量でアピールするしかないのですから、作品数が少なければ競争に参加することすら難しくなります。
ポートフォリオサイトの参考と、テンプレート
ポートフォリオサイトはご自身でコーディングするのが望ましいです、しかしスクールの別課題などでどうしてもいま0から作り上げている余裕がないという人のためにポートフォリオサイトのHTML CSS のひな形をご用意しました。
これを元に、ブラッシュアップしてポートフォリオサイトを完成させてください。
とくに職業訓練生はポートフォリオサイトをひとまず完成させて、とにかく一日も早く就職活動を開始することがたいせつです。
下記よりダウンロードしてアレンジしてみてください。
コピペばかりするのではなくて、コードをしっかり確認して意図を読み解きましょう。
Googleフォントなどでアレンジすると、より素敵になりますので、がんばってくださいね。