ドメインとは
◯◯◯.com
のように、インターネット上における住所を表すものです。
元々インターネット上での住所とは、IPアドレスといって「012.34.567.89」のような数字の住所が振り当てられています。
この数字の住所を人が見ても分かりやすくするためにも、◯◯◯.comのように自分の好きなドメインに設定します。
ドメインとURLの違い
ドメインの他に「URL」も住所を表すものです。
URLとはhttpから始まる
https://◯◯◯.com
のように全ての文字列のことを言います。
ドメインとはURLの中の
◯◯◯.com
の部分のみのことを言います。
サーバー会社から提供されるドメイン
レンタルサーバーを借りた時、多くの場合ドメインも無料で提供してもらえます。
ただし、そのドメインはその会社のサービスに付随したドメインとなります。
例)Xserverを利用した場合
Xserverを契約すると「xsrv.jp」というドメインが共通で、自分のアカウント名+xsrv.jp( ◯◯◯.xsrv.jp )というドメインになります。
このドメインの事は「共有ドメイン」と呼ばれます。(サブドメイン呼ばれることもあります。 ※サブドメインについては下記に説明しています。)
レンタルサーバー会社から契約とともに付与されるドメインには、基本費用はかかりません。
※初心者におすすめのレンタルサーバー会社①エックスサーバー ②ロリポップ!レンタルサーバー
共有ドメインのデメリット
デメリットはそのサーバーの利用をしなくなると共にドメインも使えなくなります。
(※他のサーバーに引っ越ししたい時は、例え元のサーバーの契約を続けていたとしても提供されていたドメインは新しいサーバーでは利用できません)
また、◯◯◯.server.comのようにドメインの文字列に提供してくれているサービスの名前が入ります。
独自ドメインとは
◯◯◯.▲▲▲
のように自分専用のドメインを取得する事ができます。
(このサイトだとwebtan.techというドメインです)
◯◯◯は好きな文字列
.▲▲▲は規定のものから好きなものを選びます。(.com .jp .tech .co.jp など)
独自ドメインはサーバーとは別で登録する必要があります。
登録するには、「ドメイン登録代行会社」や「レンタルサーバー会社(サーバーの契約とは別で契約)」にドメインの登録をしてもらいます。
(「ムームードメイン」や「お名前.com」などのドメイン登録代行会社、または各レンタルサーバー会社)
サーバー会社から提供されるドメインとは違い、サーバーの契約に左右されないのでサーバーを変えても使用できますし、自分の好きな文字列だけで登録が出来ます。
独自ドメインを使ったメールアドレス
取得した独自ドメインはサーバーに登録することで運用することが出来ます。
独自ドメインにWEBサイトを表示することはもちろん、独自ドメインを使ったメールアドレスも取得することが出来ます。
例えばwebtan.techという独自ドメインを取得していれば、
info@webtan.tech
support@webtan.tech
のように複数メールアドレスを取得することも出来ます。
※メールアドレスの取得数や独自ドメインの登録数など、その他設定できる内容はサーバー会社やプランなどによって変わります。
サブドメインとは
独自ドメインを取得すると、その取得したドメインを基にサブドメインを取得する事が出来ます。
webtan.tech
という独自ドメインを取得してしていた場合、
◯◯◯.webtan.tech
のように独自ドメインを基に、◯◯◯に好きな文字列を入れたドメインをいくつも取得することが出来ます。
サブドメインの取得は、基となる独自ドメインを取得していれば新たに契約する必要が無いので基本無料です。
独自ドメインを登録しているサーバーの管理画面で取得できます。(サーバー会社によって、サーバーの管理画面に用意されていない場合もあります)
サブドメインの利用方法としては、会社のブランドや事業ごとに使い分けるなどです。
例えば、webtan.techの会社がネットショップ事業やイベント事業を行っていた場合、
shop.webtan.tech
event.webtan.tech
などと分けることが出来ます。
サブディレクトリとの違い
サブドメインに似たURLとしてサブディレクトリというものがあります。
例えば、
サブドメインでのURLが「https://shop.webtan.tech」と表すのに比べ、
サブディレクトリのURLは「https://webtan.tech/shop/」のようなURLです。
「shop.webtan.tech」のサイトは「webtan.tech」とは別のサイトとして扱われます。
つまりSEOの視点からも基本は別ものです。(但しお互いが全く影響しないのかというとそういう訳ではありません)
サブディレクトリの方は、
https://webtan.tech/shop/
と書くように、webtan.techの中にあるページ(サイト)という事になります。
つまりhttps://webtan.tech/shop/とはhttps://webtan.techのサイトの一部として認識されます。